
MicroStrategy MultiSource Option は、MicroStrategy Intelligence Server の完全に統合された新しいアドオンコンポーネントです。複数のソースにわたるデータを、単一のビジネス モデルを通してシームレスにレポート、分析、および監視できます。
MicroStrategy MultiSource Option を使用して、BI アーキテクトや開発者は、データ ウェアハウス、データ マート、業務データベース、部門別のデータベースを初めとする複数のデータ ソースにわたる単一の多次元モデルを構築できます。MicroStrategy MultiSource Option は、ユーザや開発者にとって完全に透過的であり、元になるデータ ストアに関わらず、業務を統一的に参照できる利点があります。
MicroStrategy MultiSource Option は、MicroStrategy ROLAP テクノロジーの新たなる論理的進化そのものであり、比類ないスケーラビリティ、分析の深さ、およびクエリ パフォーマンスを異種のデータ ソース環境へと拡張します。
主な機能
- 単一の多次元ビジネス モデルを複数のデータ ソースにわたって提供
- MicroStrategy の中央のメタデータ リポジトリを最大限に利用して、開発を加速し、再利用性を最大化
- シームレスなドリルスルー機能を複数のデータベースの隅々まで拡張
- 各データベースに対して最適化された SQL を生成
- Aggregate-aware(集計を考慮した)エンジンが最適なデータ ソースを動的に選択して、優れたクエリ パフォーマンスを保証
- マルチパス SQL エンジンが多くのデータベースにおける複雑なクエリを解決
- プッシュダウン アーキテクチャが複数のソースのデータを連結するための最適なデータベース サーバを自動的に選択し、ネットワーク上のデータの移動を最小化
主な利点
- データのソースが分散していても、完全に再利用可能なビジネスインテリジェンスレポート、ダッシュボード、アプリケーションを迅速に開発
- エンタープライズ BI アーキテクチャに段階的に進化することによって BI コストを削減
- ユーザは、データの場所に関わらずシームレスな検索が可能
- 単一のソースの ROLAP エンジンと同様に、レポート、ダッシュボード、OLAP グリッドを操作
- 高速なクエリ パフォーマンスによって情報に素早くアクセス
- 単純なクエリは安価なデータベースで処理
- より多くのデータを多数のソースから取り込むことで、レポートやダッシュボードの豊富さ、重要性、価値を向上
製品の注目機能
透過的なデータ統合
MicroStrategy MultiSource Option は、ユーザや開発者からは完全に透過的な環境で MicroStrategy ROLAP アーキテクチャの機能をシームレスに拡張します。MicroStrategy MultiSource Option を使用すると、ユーザはデータの場所を意識する必要がありません。レポート、ダッシュボード、および OLAP グリッドの操作は、1 つまたは複数のデータ ソースに対してシームレスに機能します。さらに、デザイナとユーザは、KPI(主要業績評価指標)とビジネス アトリビュートの統合されたビューを使用して、レポートおよびダッシュボードを作成することができます。
徹底した分析を実行するためのシームレスなデータ検索
MicroStrategy MultiSource Option により、ユーザはデータの保存場所に関わらず、複数のデータベース全体にわたってシームレスにドリルし、必要な情報を分析することができます。MicroStrategy アーキテクチャでは、5 つすべての BI スタイルに単一の統合メタデータ モデルを使用しています。したがって、すべてのレポート、ダッシュボード、および OLAP 分析は完全に一貫していることが保証されるため、会社全体で一元的なデータの利用を推進することができます。
最小のデータ移動で高いパフォーマンスを実現
MicroStrategy 9 は、複数のデータベース サーバまたがるデータを連結するために、「プッシュダウン アーキテクチャ」を採用しています。多くの BI テクノロジーでは、中間層でデータの連結を行うため、大量のデータ移動が必要です。それとは対照的に、MicroStrategy SQL エンジンは、各リレーショナル データベース(RDBMS)に対して高度に最適化されたマルチパス SQL を生成し、プロセスと計算をデータベース レベルにプッシュ ダウンします。このアーキテクチャは、中間層での連結に比較して極めて効率的です。それは、必要なサーバの容量がかなり少なく、ネットワーク上でのデータ移動が最小化され、大量の連結作業に対して最適化されたデータベース エンジンを使用しているためです。
エンド ユーザの作業性の向上
MultiSource Option により、ユーザは単一のレポートまたはダッシュボード上でリアルタイム データや履歴データにアクセスできるようになり、作業効率を向上させることができます。複数のデータ ソースに容易にしかも透過的にアクセスできるため、情報の表現力、重要性、価値を高めつつ、より洗練されたダッシュボードやレポートを作成することができます。
エンタープライズ BI への段階的な進化
MicroStrategy MultiSource Option を使用すると、企業は孤立 BI をエンタープライズ BI アーキテクチャへと段階的に進化させて、BI のコストを効果的に低減することができます。データを分散したソースに残したまま、レポート、ダッシュボード、さらに BI アプリケーション全体を短時間で展開し始めることができます。データはデータ ウェアハウスへと段階的に移動するため、MicroStrategy の多次元モデルは、データの新しいソースを「再関連付け」するだけになります。また、すべてのオブジェクトは再利用可能で、レポートやダッシュボードはコンポーネントを変更せずに利用することが可能です。

