MicroStrategy Integrity Manager は、ビジネス インテリジェンス アプリケーションの正確性の向上を目的として設計されたレポートとドキュメントの自動比較ツールです。BI システムの他の場所で行われたわずかな変更にも影響されやすい、データやレポートの整合性を検証します。
企業には、異常や予期しない変更を検出したり、それらを手動で監視できるだけのリソースが足りないことが普通です。MicroStrategy Integrity Manager は、レポートやドキュメントだけでなく、Intelligent Cube の一貫性についても比較と検証を自動化します。また、問題や不整合をハイライト表示して、BI コンテンツ全体の信頼性を保証し、リソースを大量に消費する手動テストの必要性を削減します。
レポートやデータの検証が必要になる変更には、以下のものがあります。
- ソフトウェアのアップグレード:MicroStrategy Integrity Manager は、不具合の修正や拡張に対応するように設計されたデータベースや BI ソフトウェアのアップグレードがレポートの整合性に影響を与えないようにします。そして、不整合な点は識別して、ビジネス ユーザが参照する前に修正します。
- BI プロジェクトの移行:開発者は、通常の BI 開発ライフサイクルの一環として、開発環境、テスト環境、および実動環境間で BI プロジェクト全体またはプロジェクト オブジェクトを継続的に移行しています。管理者は、移行されたオブジェクトが予測どおりに動作し、既存の BI レポートに悪い影響を与えていないことを確認する必要があります。
- データ ウェアハウスの ETL 処理:データのロードおよび ETL スクリプトが、データ ウェアハウス内の既存の情報を変更したり、破損してしまうこともあります。データベース管理者は、以前にロードしたデータを警告したり BI レポートおよびコンテンツに対して不整合を生じさせないで、ETL 処理が無事完了したことを確認します。
- データベースの最適化:システムの調整者は、既存のデータベース オブジェクトやレポート パラメータを変更したり、インデックスや総合表のような新しいオブジェクトを追加することで、レポートのパフォーマンスやシステムのスループットを向上させることができます。開発者は、パフォーマンスの向上のために行った SQL のわずかな変更やデータベースの変更が、クエリの結果を変えていないことを確認する必要があります。
主な機能
- すべてのレポートとドキュメントの自動データ検証テスト
- 次のテスト結果の比較
- 稼動中のシステムと以前に保存した「ベースライン」の比較
- 2 つの稼動中のシステムの比較
- 2 つの以前に保存された「ベースライン」の比較
- 稼動中のシステムと以前に保存した「ベースライン」の比較
- BI エコシステムの変更から影響を受けたすべてのレポートとドキュメントの検出
- データ、SQL、グラフ出力、Excel 出力、PDF 出力、および実行の時間を比較することによるレポートまたはドキュメント内の相違点の特定
- インタラクティブな比較分析
- 広く配信できる Web ベースの例外レポート
主な利点
- ユーザが参照する前に異常を自動的に検出
- 重要なレポートの正確性を日々保証
- ユーザに情報の信頼性を提供
- BI 環境内の変更への対応に必要になる多大な時間と労力を劇的に削減
- データ検証作業の範囲が広がり、その効果と正確性が向上。開発者が手動テストから解放され、コンテンツの作成に集中


